- お祓い伝道師・津江佳希の記録
- 2022.07.26
氏神
氏神はその姓を持つ自分の子孫を守る神です。これは通常自分の先祖になります。
ではどうやって氏神になるのでしょう?
氏神と書きますので、「神」にならないとなれないのかというとそうではありません。
詳細はアセンショントレーニングVol4でお話ししていますが、
人の魂は、肉体が滅びた後、
・この世への執着が酷い
・自死した
・骨が墓にない
・誰も供養をしてくれない
・この世での罪が大きい
等々の状態でこの世に留まらない限りはいわゆる「あの世」に行きます。
※これを「月の世界」(『月読の世界』、『お浄土』と言ったりします)と言います。
[アセンショントレーニングとは...]
月の世界では、まだまだ様々執着が取り切れていませんし、罪も消えていませんから、この月の世界を過ぎるのは通常並大抵のことではありません。
月の世界では観音菩薩に従って修行をさせらる事になりますが、単独での修行はとても時間がかかるものです。
※500年~1000年は必要です。
これはこの世の私達の修行も同じですが、あの世では刺激がなく魂の成長スピードも我々の比ではないくらいに遅いのです。しかし、先祖を憂い、先祖を供養によって助ける人がいればその先祖の魂の成長スピードは格段に上がります。
そうやって、月の世界にいた魂が、『日の世界」に上がった時『守護』の力を得て、子孫を守る『氏神』(また守護霊)となるのです。
氏神(守護霊)が子孫の身体に入って頼ることはお叱りを除いてありません。日の世界から貴方を守るのです。
氏神となったご先祖がいる人はとても強く守られます。「運がよくなる」には先祖供養が出来ていることが最も早道だと言って過言ではないのです。
※神仏だけに対する信仰がたとえ強くあったとしても、ご先祖を心から敬う気持ちがなければ、その信仰も勿体ないくらいに意味のないものになってしまいます。
※魂の成長の為の修行は、成長の先に「人を救え」が待っています。他人ばかりを救い、自分の先祖や家族を救うことができなければ、神々の力を使う意味が分かっていないことになり、このお行をおこなう意味が薄れていくのです。
ご先祖への供養の時は、形だけでなく心からのモノがなければ喜んで受け取っては頂けません。
ですから、氏神になっていただければ「先祖供養」が最も早道なのだと考えていただければと思います。