【神との付き合い方-3】| つぶやき・アーカイブ

【神との付き合い方-3】2025.12.11: 神はその役割に応じて、その目的に応じて、対する人に応じて、姿や名前を変えて現れます。
自由自在なのです。
万能である所以です。

ある時は、鬼の様な恐ろしい姿で現れるとしても、
ある時は寿福を授ける神として現れたり、
大日如来がある時は不動明王の姿で現れる事は知られていますし、
観音菩薩がその人にわかり易い姿で現れたりと
その大元が別の呼び名であったりと、
世にある書物からでは予想も付かない名前の神であったりと様々です。

名前だけでなく、その姿も変えて現れる時は、
役割と名前に応じたパーソナリティを持ちますので、
大元がおなじでも、全く別の神として認識させられる事が殆どです。
そして、程度の低い、悪さをするモノとして昔から伝わっている神も数多くあります。
古事記や日本書紀で書かれている役割をベースに知識を蓄えていくにしても、
ある時それが本当なのか？と考えさせられる時もあります。

神々の深淵は人間では計り知れないものです。
その謎を解いていくことも、修行の一つだと言われています。
※私はカミも仏も、世界のあらゆる神々は「神」として扱っています。