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【我思う、ゆえに我あり？】2025.07.25: コーギトー・エルゴー・スム
哲学で、昔習った記憶がある。
デカルトの第一哲学原理とされ
“自分はなぜここにあるのか”と考える事自体が自分が存在する証明である
命題らしい。

ところが、私の知っている世界では、
自分の心の中で、自分の声で、
様々な事を言う"私"と考えていた存在が全く別人格の存在だったと言う事が多く見られる。
勿論本来の"私"も存在する。
本来のはずの"私"はときおり、自分の意志と関係なく思考し、
"私"がしたくない方向へと誘導したりする。

本来の"私"は反対し、食い下がる。
すると、"私"と"本来の私"が喧嘩する事になる。
本当はしたいのに、
「どうせ私なんか、やったって無理」
「私は悪い子」
「どうせ私は嫌われている」
などと否定的な言葉ばかりを
心で言って反対してくる。

そんな時、貴方はこう言ってみて下さい。
「あんた誰？、人の声真似して、勝手に自分の意見を押し付けて、あんた誰？私から早く出ていきなさいよ！」
と。

思っても見ない反応があるかも知れませんよ。
貴方が思っているから、それが本来の"貴方"なのでしょうか？